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【書評】何を書けばいいのかわからない人のためのうまくはやく書ける文章術 山口拓朗
文章を書くのに苦手意識を持っている私が
うまく
早く
かける文章術を勉強したくて読んだ本。
山口拓朗先生の新刊
『何を書けばいいのかわからない人のためのうまくはやく書ける文章術』
1回読んでみての感想としては、
「わかりやす~い!!」
山口先生のご著書は何冊も持っていますが、
今回はより実践的で、文章作成の際、項目別に辞書のようにさっと引いて、
参考にでき、机の上に置いて今まで以上に読み返すことになるだろうと思いました。
文章の整理は〇〇できまる!
文章を書いていると、手が止まって先に進めなくなる時があります。
本の中で山口先生がおっしゃるには
文章テクニックばかりに走っていると必ず頭打ちになるそうです。
実は、実際に「書く」という作業は文章作成の作業に使う労力のうちたった2割程度。
残りの8割がとても大事なんだとか。
ではその8割は一体なんだのだろうというと、
「情報整理」
なのだそうです。
この「情報収集」一言ではとても言えないくらい深いのです。
まずは「アンテナ」をはるということ
「私がこの文章を書く目的は何だろう」と問いかけること。
そして、
「うまい文章」、「目的を達成できる文章」とは
ズバリ!
「読む人に貢献すること」。
(文章作成=「サービス業」)
アンテナを張り、気づく目をつくるために
あっち情報(外部からの情報収集)
と
こっち情報(自分自身の情報収集)
を、各項目ごとに、かゆいところに手が届くくらい初心者にもわかりやすいように噛み砕いて、丁寧に説明してくれています。
私が印象に残った話
本から情報収集の話。
本からの情報収集には2タイプあるそうです。
それは
①楽しむ・味わう目的で読む本(小説)
②何かしらのリターンを得る目的で読む本(ビジネス書や実用書)
山口先生の②の本からの情報収集の方法がとても参考になりました。
簡単に説明すると。、
ドッグイヤーとマーカーラインを効率的につかい、大事だと思われることが書かれている部分に、簡単にアクセスする状態にされているそうです。
そして、すでに文章作成のテーマが明確なときには、先に「目次」に目を通し、「読む情報・読まない情報」に振り分けて、「情報の断捨離」をおこなうそうです。
ぜひマネしてみたいと思いました。
その他のすぐに実践したいとっておきの方法
その他TVやネット、You Tubeなどの様々な媒体から情報収集する方法なども詳しく説明してありとても参考になりました。
・アンテナを張って情報収集をする
・読者への貢献を意識して文章を書く
ここまでのところでもおなか一杯の情報量なのですが、
お仕事をする人に絶対にかかせない
自分の体験の棚卸し作業
自分の読者ターゲットのニーズの把握
のための具体的な方法。
そして、
番外編ではSNSでの文章術
まで詳しく書かれてあり、この3つは本当に勉強になりました^^